鴛鴦呼蝉庵日乗

2008.07.28 時間に追われて

  まだまだ時間に追われる毎日なので、月一回ペースがようやく。やりたいことも、1/100のペースです。
  4月に完成するプロジェクトもまだまだ進行中です。幾つかの懸案を抱えて、なかなか進みません。8月には整理していくことだったのですが、予定が大幅にずれていきます。なんとか一つ一つ取り組まないと先まだまだ長いので。

 朝日新聞に府川先生の記事が。以前おうかがいした、内容の文章を、岩波の『文学』に発表とのことです。実はこの原稿になる前の資料を拝見していたのですが、その資料渉猟はさすがでした。こういう深い歴史研究は励みになります。

 大橋エリさんから連絡がありました。Erimba With Harco のユニットを作り、アルバム「Maricover」(ポリスター PSCR6202)を発売したとのこと。カバーアルバムだそうです。早速、購入して、これから聴きます。

 音楽と言えば、石川鷹彦のWORDSはなかなかいいアルバムです。

 NHK「プロフェッショナル」で、全国茶審査技術競技大会で優秀な成績をおさめた、前田文男さんのことが紹介されました。無農薬・有機栽培茶の方がいいのかと、いくつか購入していた時だったので、合組の味のよさについては以前より関心があったことも併せて、早速、やまはち、前田幸太郎商店に「夢見茶」を注文。茶葉の美しさ、香り、渋み、苦み、甘みともに、いいもので、それまでのお茶の中ではとてもいいものだと感じました。もともと深蒸し茶が苦手で、粉のようにするのであれば、抹茶でよいものと思っていたため、茶葉のすっきりしたもの、茶葉の味がするものを求めていたため、なかなかいいものだと実感しました。
  そうなると、他のお茶はどうなのかと試したくなります。そこで、全国茶審査技術競技大会で同じく活躍した人達を順番に試してみようと思い、次に鈴木義夫さんのお茶を飲むことに。そこで小島茶店の「天翠」を注文。「夢見茶」とは違った香り、苦み、渋み、甘みがありました。どちらも甲乙つけがたいそれぞれの味がありました。
  次は大山拓朗さんと大山泰成さんの、しもきた茶苑大山のお茶を飲もうと思いつつ、ちょっと別の方へ寄り道をしています。
  というのも、玉露の味わいについて、無農薬の玉露を試そうと思っているからです。ただ、玉露はあまり日持ちしないので、毎日飲める環境がない夏だと、しばらく間を置くべきかと思い、思案している所。
  ただ、それぞれの味わいがあるので、甲乙はつけがたく、その時の体調や気分などに左右されそうです。
  安くて美味しいのがあれば、それに越したことはありません。当分は、試しに飲むお茶と、滴露か鶴齢になります。鶴齢はいいのですが、飲んだ後、ちょっとふらふらしてしまうので、休みの時しか飲めません。普段づかいは滴露にしています。また、気分を盛り上げるときは、別のに。茶の道というよりも、茶道楽というべきなのかもしれません。
  記録のために、ふたたびここに。
  ●前田文男さん(やまはち前田幸太郎商店) 「夢見茶」など
  ●鈴木義夫さん(小島茶店)「天翠」など
  ●大山拓朗さん●大山泰成さん(しもきた茶苑大山)「沢の華」など

[今日の記録]
睡眠時間:4:30就寝、9:30起床、5:00時間。
天気:雨のち晴れ
最高気温:31度
最低気温:24度

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