鴛鴦呼蝉庵日乗

2012.01.23  演出家

 ドラマといえば、「最後から二番目の恋」の第一回を見ていて、こんな昭和なドラマをだれが作るのかと思いました。で、見ていくうちに、倉本聰の影響がみられるのと、こんなコメディは以前見たことがあるような気がしたと思いつつ、見ていました。で、二〇分くらいしたら、どうも撮影の角度やカットなどが、宮本理江子に違いないと感じました。エンドロールを見ると、脚本が岡田惠和で演出が宮本理江子。脚本まではわかりませんでしたが、演出は当たりました。今までは佐藤東弥や水田英成などの何人かは見ていて気付くのですが、宮本理江子もわかるようになってきました。脚本と演出で見ていくと、その作り手の思いが伝わることも多く、ここ数年はドラマを見る時に、脚本と演出を確認するようになってきました。

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