鴛鴦呼蝉庵日乗
  2002.09.30 自己内対話
 一段落して、月曜と火曜と連休です。土、日はいろいろ休む時間もありませんでした。昨日の夜から背中に棒が通るような痛みで、今日は一日何もできませんでした。それで、昨日の夜にはいろいろ書きたいこともあったのに、今朝になって忘れてしまいました。忘れることは次への記憶なのですが、新しい知識を入れないと、不満は溜まります。それゆえ、次なる知識獲得へと動きたくなります。
 自己内面との対話ということをここ数日考えました。自分のしたいことをする時に、何をしたいかという自己内対話が生じます。本を読むときも、その本の中身を額縁のように楽しむ場合、それは読書の一つの方法ですが、主人公と自分との対比をすること、自分ならと考えること、そこから新しい考えを生み出すことができます。文章の書き手の意識と自分の意識との差を認めること、その差から自分はどう考えるかを導くこと、それが自己内対話であり、自分の価値観をもう一度客観的に見つめることができる行為だと思います。
 もちろんそういう行為、自己内対話はいつでも行っているものでしょう。特に青春期では、葛藤という形で生じるものです。その葛藤をどのようにして自分を成長させていくか、難しいものです。何に対して怒っていたのか、それもわからず自分に、そしてだれかにきつくあたってしまう。そんなことは、よくあることです。自己内対話をしていくとき、自分の限界とぶつかります。それゆえ、自分のいやな面を見せつけられてしまうのです。精神的にはきつい行為でしょう。でもそれを乗り越えないことには、先へ進めません。困難を克服すること、結局はそれは自分だけで乗り越えないと、力になりません。それを周りはそっと見守る中で、自分の存在を位置づけること、それにかかっているのです。
 努力して、そしてその次にがんばること、それが難しいのです。

 で、自己内対話出来ないパターンかどうかわかりませんが、以下、ここ数日の雑談です。

 ふと道で、赤紫のさるすべりを観ました。ああいうきれいな花が玄関に咲いていたら、家に帰るのも楽しいでしょうね。いつか実現したいものです。

 今日はソフトの更新をしました。作成ソフトはDelphiなのですが、バージョンアップをすると、コンポーネントのインストールも必要で、これから夜の作業です。それと、TeXも調子が悪いの再インストールする予定です。パソコンのメンテは時間がかかるので、ちょっとやっかいです。簡単にできるといいのですけど。

 「用紙いっぱいに印刷」のmac版のリクエストがあったのですが、JAVAで作るしかなさそうですが、時間がありません。時間は限られていますからね。

 体重が減り続けていたので、今日から少し無理して食事量を増やしました。基礎代謝が少なくなっているから、食べ過ぎるとよくないのですが、あまり減り続けるのもよくないですからね。17年前の体重になったのは、いいのですけど。でも、食べ過ぎて胃が痛い。すこしずつ、体調を戻す予定です。

 バザーで最後の売れ残りの処分は大変だと思います。売り手も自分で買ったり、買う側もバザーの目的に賛同したりと。でも、必要で安いものを買うこともできますが、それよりも、バザーの趣旨に賛同して買うことが多いですね。再利用ということでは、バザーという方法は一番いいと思います。でも、運営の方々は大変です。

 ウィルスメールが一日にかなりの数来るのですが、一番面倒なのは、私のメールアドレスで送られるものです。ヘッダーを観れば、偽装されているのは、わかるのですが、送り先が外国のが多くて、対応できません。いつも決まった人から来ますが。ウィルスソフトをきちんとしているので、こちらから発信しないようにしているのですが、どうも、ホームページから採集して送られるようです。ホームページの文章が載っていますから。個人的なアドレスの方はウィルスがないのでいいのですけど。

 国語教育史学会の紀要編集が最終段階になりました。もう、申し訳ないぐらい遅くなってしまいました。甲斐先生にもご迷惑をおかけしましたが、なんとかあと少しで発刊できそうです。紀要を発刊するとは難しいことです。でも、これはなんとかがんばらねば。

 体調の件ではいろいろな人にご迷惑をおかけしました。まだ復調はしていませんが、それでも日常業務はこなせるようになりました。あと少しですね。10月中旬には以前のように活動できるようにしたいと思います。

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