鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.05.14 湿気の多い雨

 湿気の多い雨が降っています。梅雨はだいたい、このような熱帯性の、湿気を多くはらんだ雨ですね。そういうときはよく鼻血を出します。もともと鼻腔の内膜が弱くて血管に近いので、こういう湿気の多い時は、のぼせたようになってしまい、ちょっと鼻をかむだけでも鼻血が出てしまいます。風呂上がりは大体鼻血が流れます。流れるときは、予感があって、目の奥がぼおっとなり、そして、血圧が上がるような感覚になります。それで、出ますね。今のところ少量ですが、たまに多量になると、手が終えない。とにかく風呂に急いで出るしかありません。しばらくは、用心して風呂に入ります。
 最近は風呂も40分ほど入ります。すこしぬるめの湯にゆっくりと。汗をしっかりかいて、それで出ます。汗が引くまで、テレビを見るのですが、最近はNHKのアーカイブを見ています。各都道府県の歴史です。戦前、戦後の様子がわかりますので、参考になります。ああいういい番組がもっと残って欲しいですね。その前にわたなべいっけい、生瀬というコンビのコメディドラマがありました。深夜番組なのに、ああいう名優をそろえるなんて、おもしろいですね。

 これから就寝時間を明記しくことにします。昨夜は4:10。3時間睡眠でした。夜に飲んだコーヒー牛乳、そんなもの普段は飲まないのに、飲んでしまったので、少々体調不良。添加物にめっきり弱くなりました。

 職場で飲むお茶を入れる缶を購入。匙も。いままで、茶の袋の口を折り返していたのがこれで楽になります。

 さて、「GetBakers」を教えてくれた人から伝わり、別の人からガンダムシードはいいですよと。仕事が立て込んでしまい、またの機会にということでした。もう少し聞いておけばよかった。新しいことを知るといいですね。何か別世界が開けるようです。もう少し詳しく聞いておきましょう。
 なんでかというと、アニメとビジュアル系バンド、テレビゲームと、どこかでつながっています。そのつながり、今読んでいる「キャラクター小説の作り方」でなんとなくわかってきました。スニーカー文庫のような感覚。今まで何か感じていた、アニメ、音楽、ゲーム。その共通項が見えてきたのが、この2ヶ月の収穫。取り組んでよかったと思っています。そのうちまとめたいのですが。

 文章を書くのを見ていたのですが、約200人。それぞれ長短があります。自分の意見を書くということ、それは証拠と視点が勝負。証拠はあっても視点がないと、つまらなくなります。何度も訓練していくと伸びるので、これからじっくり見ていくことに。もう一つの物語講座の方は最初、それほどでもない人が、最近めきめき伸びてきました。やっと自分の才能に気づいたのでしょう。これから楽しみです。

 本日購入のCDなど。
「Rainy」
wyse「BEST」
Elldorado「絵桐箱」
新しいCDが手にはいると、新しい世界を開けるような、期待がありますね。

 石井眞木さんが亡くなったのを最近知りました。私の手元には「モノクローム」の楽譜があります。それには石井眞木さんのサインが入っていました。あの楽譜、譜面、着譜ということばがあるかわかりませんが、「着譜」というのがふさわしいと思います。「モノプリズム」をオーチャードで聴いたときも、すごいと感じました。ppppはからffffの所はすごいですよ。あの迫力。CDではその迫力はわかりません。それが残念。ライブでのみ知り得る迫力ですね。後、いくつかの石井作品を聴きました。独特の和の世界が私には新鮮でした。
 ライブといえば、月曜日にあるライブにいったひとが、ボーカルの投げたペットボトルをキャッチしたということです。でも、それをどうしていいやら、捨てるのは忍びなく、どうすべきか迷っているとのことでした。

 ふと気づいたら、父親の命日。5月14日、昭和63年。54歳。この数字の意味がわかりますか。漢数字にするとわかりやすいですよ。五月十四日。つまり、5+4ですね。これは、9。6+3は9。昭和9年生まれ。5+4、文字をつなげると54。54歳。この数字の偶然に、よろこんだのは、墓地に埋葬したときに、墓碑にあった日付を見たときでした。墓所は生前に一度、父が下見した場所で、普段は墓所にいくことはなかったのに、なぜか行ったそうです。その立った場所が現在、墓石のある所。それまでは畑でした。父が亡くなる前の年に下見して、そこが造成されたのが、亡くなる前。没後、そこに決めました。数字の偶然。生前の偶然。没後15年、特に何もない、墓参りもない、そういう日です。こうやって日常が過ぎていきます。
 死する時、このような数字でもいいですし、天気でもいいですし、あるいは場所でも、何か関わりがあるとおもしろいと思います。

 明日は春に手術した所を、詳細に検診してきます。今は違和感が多いので、再発していないことを祈ります。


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