鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.07.11  湿気

 湿気が強い日でした。地下の廊下は一面湿気で濡れていました。季節ではいつが一番いいのか。冬は足の指にしもやけができやすいので、苦手ですね。それと乾燥肌なのでつらいですね。梅雨時は湿気がだめです。本は波打ちますし、衣服が汗で肌に着くあの感触があまり好きではないのです。かといって、完全に濡れてしまえば別なんですが。夏は暑いのがだめですね。汗っかきなので、暑いとすぐ汗をかいて、書類がどうしようもなくなります。春は花粉症ですから、秋が一番いいのかもしれません。でもそうは言ってもそれぞれの季節のことを楽しんでいるのですから、それはそれでいいのかもしれませんね。

 チームワークで大切なのは、技術はもちろんありますが、それよりも精神的な強さだと実感しました。今日は団体での競技大会。見ていたわけですが、相手が自分より強いと思うと、その勢いに呑まれてしまい、動きがわるくなりますね。萎縮するのでしょう。それで声も出ませんし、次にどうのように動くのかわからなくなります。相手は自分と同じぐらい、あるいは弱いと思うと逆転可能でそこから力を発揮するようになります。
 バレーボールの試合を応援していたのですが、直接自分に関わりがないのに、なぜか思い切り応援してしまいました。もちろん、約束もありましたし、実際に応援したいという気持ちもあったのです。そのとき、なんで熱が入るかと思うと、昨日も書きましたが、期待なんですね。勝ってほしいという願いは、期待でした。相手のチームにはぜひ勝って欲しいという意識と、がんばっている人への応援と両方あるようです。
 その後に、白熱して最後の最後までもつれて15対15のジュースになり、結果、19対17で勝った試合を見ました。そのチームは昨年はあまり振るわなかったのですが、今年は気合い十分でした。まだまだ技術的にはミスがあったりしますが、それでも、1セット取られていて、2セット目も負けていたのに、少しずつ差を縮めていて、そして最後は2点差で勝ったのです。そのときは、勝利のような喜びようでした。そして3セット目。一点を争う試合で、文字通りのシーソーゲームでした。あと1点というところで追いつかれてジュースに。そしてその応酬。結果わずかな差で勝ったのでした。
 それは試合に勝ったというよりも、精神的に萎えていたのをなんとか持ちこたえて、自信をつけたというのが正しいようです。負けることは悔しいことです。どんなに力に差があっても負けることは悔しいのです。それゆえ、次にはどうしても勝ちたいと思います。そのために努力します。その意味では、負けたことで、次への力となるのですね。
 明日もまた応援です。関わりのある所の応援は声が出なくなるまで応援したいと思います。もちろん関わりのない所も。

 夜に浜本研究室での研究会。終わってから五十嵐力の資料作り。それで研究室を出たのが23:45。0:00の電車に帰途に。家に着いてから夕食で、結局作業を始めたのが1:00過ぎ。明日の用意などしてたらもう3:00でした。一日は早く過ぎていきます。
 昨日の木曜日も遅くなりましたから、連日の遅さです。

 昨日、日経エンタテイメントの別冊を発見。なかなかおもしろかったですね。これをヒントに調査ができて、意見をまとめられるとおもしろいと思いました。ちょっと調査してみよう思います。

 4:30就寝。7:30起床。3:00睡眠。さすがに疲れました。


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