鴛鴦呼蝉庵日乗
  2004.03.24  送別   
 

  送別会でした。長年務めた人が全体で一言。聞いていて、飾るわけでなく、まとまりを作るわけでなく、ただ、思うことを述べたのですが、それがかえってその人の心情を伝えたのでしょう。聞いていて、ああそういうことなんだ、と思わせること多々ありました。終わって、よかったですよ、と一言声を掛けたら、そこで立ち話。うれしそうでした。話をすること、伝わること、もしかしたら、意識が伝わることは、とてもうれしいのかもしれません。

 送別というのは、その瞬間に、それまでの歴史を込めて行きます。その歴史には、いろいろあるのですが、その歴史を振り返りつつ、その人の業績や位置を確認するのでしょう。それがあるからこそ、そこにこそ、生き様をみていく。それは、自分が、送られる人の価値を見ていくことであり、逆に見られていることになります。この相対的な関係について、深く知ることは、相対的に自分を見ることなのでしょう。

 考えていたことが、どんどん消えていきます。メモを頻繁にしないといけませんね。

 録画しようとした番組のタイマーのセットミスで録画し忘れました。そういう時は、悲しいものです。でも、それでも忘れられてしまうことはありますね。それは、期待と記憶は冷めやすいということをさしていると思います。

 5:20就寝、7:10起床、1:50睡眠。
  朝食、ごはん、みそ汁、なっとう。昼食、パン2枚。夕食、外食。夜食、なし。

     
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