鴛鴦呼蝉庵日乗
  2004.03.23  お弁当   
 

 昼に、職場でお弁当が出たのですが、お弁当が出るのは年に数回。仕事が立て続けに混んでいく時です、そのお弁当ですが、こちらで昼ご飯を用意する必要がないので、とても楽なのは楽です。ただ、あまり贅沢を言えないので、あたら得られたものを食べるのですが、どうしても好き嫌いがあって食べられないこともあります。
  で、今回のはそれなりの味付けをしていたのですが、量が多くて、食べ切れませんでした。そして食べたあとに、捨てようとしたのですが、そこにもう一つ問題が。
  自分で昼を用意するときは、だいたいおにぎりですから、ラップ程度を燃えないゴミとして捨てます。ところがお弁当の場合は、そうもいきません。周りの箱、箸、箸の袋、お手ふきの袋、お手ふき、箸とお手ふきを入れているビニール袋、ごはんを入れているトレイ、おかずを入れている、ホイル、仕切に使われるビニールの笹、肉団子を刺している楊枝、ごはんの上にのせてあるビニール、そして残飯である生ゴミ。
これらをせっと分けていくのですが、一番面倒なのが、この残飯。特に、木の箱に入れたご飯はこびりついているので、それをこそげ落とすのは面倒です。
  こうなると、計算をしてしまいます。たとえば、食堂で食べるとしたら、器に載っているのでそれをそのまま返せばいいですね。あとは、その洗浄が大変となります。
  そしてこのお弁当ですが、食べるのは楽ですが、ただ、ゴミは普通に食べるよりも増えてしまいます。そうなると、どうなのかと疑問になりますね。安っぽい環境保護ではなんとも解決できないなと思いました。どのようにすれば、いいのかは今後の課題ですね。ただ、食べきれないものが入っているという点では、バイキング形式の方がいいと最近思っています。スーパーや総菜店によくある、自分から選んで食べ物を取る方式、今後はこの形式が普及すると思います。栄養の偏りということも言われますが、しかし、他の食事がきちんとしていれば、一色ぐらい偏っても、別に問題はない。特に、周りを見ても、昼ご飯、私のようにおにぎりや、あるいはパン、そばという状況ですから、きちんとしたおかずを食べる人は少ないですね。

 お弁当のもう一つ、悲しい点は冷たいことですね。暖かいものを食べる都元気になりますから、なるべく暖かい食べ物の方がいいですね。そう考えると、お弁当よりも他の方法がいいかもしれませんね。

 みそ汁を飲むとき、いや食べるとき、最近はごはんよりも先に食べることにしています。暖かいときに、食べた方が元気になる気がしています。ただ、熱いのをがまんするのが多少困難ですが。むかしは、ごはんが先で、みそ汁が後でした。で、いつの間にか、交互に。飲み込むような感じでしたね。

 食事については、またいつか念入りに書いておきたいと思います。

 桜が咲き始めました。でも、春の寒さはまだまだです。漢方薬のおかげで、鼻水の状態が大分よくなってきました。

 一橋大学に合格した人から連絡。ほとんどの人の受験が終わった中で、多くの人はが次への進路を考えている段階で、まだ受験という関門で四苦八苦しているのは、大変辛いことです。最後になって悲報が来るかもしれません。それでも待ち続けていくこと、そこには強い忍耐が必要です。他人のことなら、まだしも、自分能力がわかってしまいますから、その忍耐は強いものです。時間が自分の能力と過去との戦いをするからですね。それゆえ、喜びひとしおでした。
  それまで、悲しみを多く聞いていたので、努力の成果が実ることとはこんなにいいことかと思いました。もちろん、実らない場合がはるかに多いですから。希望通りにならなかった人も、せいいっぱいやったから、悔い無しという声をも聞きました。その一言があれば、強い力となります。

 5:40就寝、7:10起床、1:30睡眠。
  朝食、ごはん、みそ汁、なっとう。昼食、弁当。夕食、外食。夜食、なし。

     
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