鴛鴦呼蝉庵日乗

2006.09.16  幻灯と雪の楽しみ

 午後は早退して、研究部会へ行ってきました。倉澤栄吉先生の講演は3回目。垣内松三の最終回です。今回は、垣内松三の周辺と保科孝一先生などでした。途中に色紙のコピーをお示しになり、垣内松三、保科孝一、山岸徳平、能勢朝次先生の寄せ書きでした。「紫蘭」という雅号がなかなかよかったです。ルネッサンスも。湊先生と田近先生にお尋ねになれば、コピーを見られます。講演内容は充実していて、歴史研究をすることの意義を説かれました。心に刻んで明日からまた精進しようと決意。次回は12月の予定です。湊先生にドラクロワの事をお尋ねしました。
  倉澤先生の発言の中で、「雪渡り」については幻灯の意味を理解していくこと、文化的な理解について述べられて、その通りだと思いました。また、研究発表で雪が降れば自由に歩けるということも知って、知らないことはまだまだあると実感。
  用があったので、その後の会は不参加に。いずれこの日のことはまとめておきたいと思います。

 昨日の夜、万を期して『かもめ食堂』を見てきました。『バーバー吉野』で見事な雰囲気を作ったのと、小林聡美ともたいまさこ、片桐はいり、この組み合わせは『すいか』のメンバーで、それも大きな期待として。ともさかりえが入っていませんが、いずれいれていただくと面白いと思います。
  作品はほのぼのしながら、おかしくて、見た後、なんか不思議な楽しさが残る作品でした。ロングランする意味は見て分かります。

 『日本語学研究事典』の案内が届きました。今回は購入する予定です。

 須貝先生から日文協の案内が。今日、お会いしたのですが、いずれお礼を。

 島村先生からも連絡。

 夏風邪が本格的に。鼻声になっています。

[今日の記録]
睡眠時間:5:30就寝、6:45起床、1:15時間。
天気:晴
最高気温:24度

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