古書購入です。

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小海永二　『日本の名詩』　1990.11新装第8刷(初版1965.4)　大和書房
天沢退二郎、大岡信、岡田隆彦、谷川俊太郎、野山嘉正、吉田煕生、吉本隆明　編　『日本名詩集成』　1996.11　学燈社

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　ちょっと詩を調べる関係で購入しました。小海先生の本はさすがに名著です。たしか、増淵恒吉先生のお弟子さんと言ってもいいはずですが、現在は別の大学にいらっしゃるようですね。
　この本を購入したのは独自のアンソロジーを作ろうかとおもったからです。著作権の関係で出せませんが、第一案は次のようになっています。
　小諸なる古城のほとり 島崎藤村
　初恋 島崎藤村
　君死にたまふことなかれ 与謝野晶子
　落葉 ポオル・ヴェルレエヌ/上田敏訳
　山のあなた カアル・ブッセ/上田敏訳
　落葉松 北原白秋
　はてしなき議論の後（二） 石川啄木
　ココアのひと匙 石川啄木
　根付の国 高村光太郎
　道程 高村光太郎
　ぼろぼろな駝鳥 高村光太郎
　レモン哀歌 高村光太郎
　あどけない話 高村光太郎
　雲 山村暮鳥
　風景　純銀もざいく 山村暮鳥
　竹 萩原朔太郎
　遺伝 萩原朔太郎
　小景異情 室生犀星
　寂しき春 室生犀星
　接吻の後に 三木露風
　かなりや 西条八十
　秋刀魚の歌 佐藤春夫
　永訣の朝 宮沢賢治
　春 安西冬衛
　勧酒 于武陵/井伏鱒二訳
　郷愁 三好達治
　雪 三好達治
　乳母車 三好達治
　甃のうへ 三好達治
　一九一一詩集49 高橋新吉
　春殖 草野心平
　作品第肆 草野心平
　秋の夜の会話 草野心平
　サーカス 中原中也
　汚れつちまった悲しみに･･････ 中原中也
　一つのメルヘン 中原中也
　コレガ人間ナノデス 原民喜
　人間をかえせ 峠　三吉
　シジミ 石垣りん
　くらし 石垣りん
　かなしみ 谷川俊太郎
　六月 茨木のり子
　自分の感受性くらい 茨木のり子

どんなものでしょうか。まだまだ抜けがお多いでしょうけど、これぐらいは一度は読んでいても悪くないと思ったものです。いい詩を朗読すると、心に体にその言葉が響きます。それゆえ、これらの言葉を大切に声に出したいと思いますね。