鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.09.27  感性 
 

 感覚や感性というのは、いつの世代にも磨けるものではありながら、その実は、15歳から18歳、あるいは22歳ぐらいまでの感性や感覚がベースになっていることが多くあると思います。その年齢の時に、いろいろ、多くのことに出会うと、感性の幅が広がります。広がりは大切です。

 加齢後の感性の広がりを求めるには、個性ということよりも、多くのことを受け入れること、そこに新たな価値を見いだすなどしないで、感性で、心から受け入れてみる。そして、その受け入れたものから、感覚として、何かを得る。その結果として、感性というものが存在するようになる。
 しかし一回では無理なので、何回もいろいろなものを受け入れることで、感性を広げることができそうです。
 新しい映像、音楽、文章、色彩、形象などでしょうね。特に新しい音楽や映像は、精神的に豊かにしていくことができるはずです。

 新しい曲を聴くと、うれしい気持ちになることは、新しい音楽を受け入れることによって、自分の意識との差を発見できるからでしょう。

 6:10就寝、7:10起床、1:00睡眠。


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