2003 |
2003.11.04 椅子 | ||
冷えたのか、左膝に痛みが。関節痛ですが、寒さが増してくると出てくるもので、温めれば直るのですが、温め損なってしまい、痛みが出てます。朝から夕方まで、歩くと、少し痛みが出て、時折鈍痛が。夜になって、膝を温めたら、大分よくなりました。これかの季節は要注意です。 健康の話、いままでのお座敷パソコンから机の生活になって、困ったのが椅子でした。家で机を使うのは16年ぶりぐらいですね。それまで、机と椅子はありませんでした。すべてはこたつを使っていて、夏でもこたつ台ですませていましたし、最近は、パソコンのラックで、キーボードをどかして書いていました。で、股関節にいつか支障が出ると数年前に言われて、いつかあぐらの生活から脱しなければと思っていて、今年になって股関節の痛みがだんだん顕著になったので、この機にお座敷パソコンからおさらばして、中古の机を購入。これはかなりの安価なので、大した機能はありません。それに付属していた椅子は、学習用ので、すわりごこちや背がよくなく、背中の凝りが顕著に。それで、思い切ってOAチェアに。リクライニングは当然ですが、椅子の位置を前後に動かせることと、背もたれが大きいこと、これがなかなかありませんで、ようやく探し出したはいいものの、在庫切れで、一ヶ月待ち。今日、届いて使い始めています。なかなかいい具合で、今での、背中の凝り、腰痛、肩凝り、股関節痛、くるぶし、足のねじれ、その他から解放されます。まだ、使い始めなので、効果はわかりませんが、効果があることを願っています。 本との生活は長く、また、量半端でないのですが、入りきることはできないので、結局処分することに。断腸の思いというのか、専門書もいくつか処分するのですが、やはりいいものではありません。本との別れがあったとき、しばらくは落ち込みますね。もっと、広い場所に住んでいればよかったのにという思いです。自分の限界ですね。今日はそのせいか、あまりいい気分ではありません。 『祇園の教訓』が売れてますね。こういうしつけを語った本、生き方というのが正しいのですが、男性から書いた作法書としては、『芸伎読本』がすでにあるのですが、女性から書いた回想録は少ないので、売れるのでしょうね。その道の人たちからはどのように見られているか、ビジネスにつながるから読まれるのだと思います。買い求めて少しだけ見ましたが、いままでの大概のビジネス書にも書いてある内容でしたね。途中、その世界を示している部分があり、その部分が新鮮でした。 梶井基次郎の桜の文章、「桜の木の下」と言って、すぐに「屍体」と答えが出る、そういう知識、私は必要だと思います。とりあわせではないのですが、「梅」「飛び梅」「道真」というような連想ですね。こういうのが文化です。「桜の木の下」と言って、その返事には大概時間がかかるのですが、返事をしなくても、「屍体」とつぶやくことがあれば、それでいいので、そういうのを見ると、その人の文化がちゃんと育成されているのを感じますね。太宰の「走れメロス」を読んで、すぐに反応する、そういう感覚、時間的もの、あるいは分析、そういうことから始まるのだと思います。批評とは。最初はうまくまとめて書くことができなくても、視点を持って入れば、じき、まとめていくことは可能ですから。 やる気について今日も話し合い。可能性はやる気にかかっているのですが、そのやる気を起こさせる方法がまだ未定。 USB2.0インターフェイスがかなり安くなっているのに気づきませんでした。今までUSB転送が遅かったので、買い求めようかと思ってます。 4:30就寝、7:10起床、2:40睡眠。 |
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