2004.03.04  後悔   
 

 昨日、聞いた話。大学入試で、受験したその直後、親にメールした受験生がいて、「自分が出せる力は出し切ったから、悔いはない」と。それを読んで、結果がどうあれ、子どもが選んだ学校に進むのが一番だと、了解した親。信じること、そして親子の絆ということを感じました。
  この悔いがあるかどうかということなのだと思います。技術ではないのですね。精神的な問題。自分持てる力をそれ以上の努力をして、今以上の努力をした成果なのかどうかということ。安易な妥協は、自分の力の範囲内ですから、そうたいしたことはないのです。自分の力の少し上をいけるかどうかに、自分の価値があると思います。

 何かをしていくことは、自分の力であって、他人がそれを支えることはできても、それは自分の力なのですね。何かをしてあげようという意識があっても、それは何をしようとしてできるものではないのです。本人の力を信じるかどうかにかかっています。

 別れがあって、出会いがあって、そしてまた明日があります。最後の一言とは何でしょうか。その人にとって。最後の、そしてもう出会わない最後の時を迎えていたのに、言葉はなにもなく、ただ、空間があるだけなのですね。でも、そういう大げさでないことか、実はいいのかもしれません。次へのステップのために、今の執着はなくすべきですから。執着とは、その時だけのものかもしれませんね。一晩過ぎると、意外と、あっさりとこだわりが消えたりします。
  そして、ずっと消えないこだわり、それが個性なのでしょう。その個性があるから、多少の揺れがあっても、自分は自分として生きていける、そういうものです。

 今日は、昼前に起きましたが、ずっと眠く、そしてくしゃみと鼻水の一日でした。何をしても眠くて、夕食後もうたた寝していました。

 昨日、いただいたもの。風呂敷2枚。色紙。大切にしたいと思います。

 後悔とは、ずっといつまでも引きずるのであって、だから明日はもっとがんばろうと思うのかもしれません。

 5:00就寝、11:30起床、5:30睡眠。
  朝食、なし。昼食、野菜スープ、パン1枚。夕食、ごはん、みそ汁、キャベツの千切り。夜食、なし。

     
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