blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.08.21  相手

 打楽器奏者で、音楽療法の大橋恵里さんから連絡。以前、脚本家で演出家の伊地知ナナ子さんのことを書きましたが、その知り合いです。数年間、音楽療法の仕事をしていましたが、しばらくは演奏と作曲を充実すべくとのこと。音感がいい人ですから、あとは、タイミングだけですね。がんばって欲しいです。

 早めに就寝したところ、スモッグを吸い込んだような不快感は消えました。背中の凝りが原因かも知れませんが、背中の凝りはまだまだ残っています。ただ、今日の気温が比較的しのぎやすいので、楽です。

 いつの間にか時間も過ぎて、予定がかなり遅れてしまいました。本業の方は別として、余業の方として、別サイトの方も全く更新せずにいますので、こちらは来年の春までに更新する予定です。それと、細かい所のサイト修正は入れました。あまり意味のないサイト修正なので、気付かれる方はまずいないでしょう。

 .NETが気になっていたのをすっかり忘れていました。結局、これにはまることなく過ごしていますから、.NET Frameworkで作成することはないでしょう。そこまでの技術がないのはもちろん、それを使うソフトを開発するニーズがないというのが事実。だんだん難しくなることを望む必要もないわけで、自分の必要な範囲で作れればいいかと、規模縮小ではないものの、分相応というのが一番の理由です。

 長時間人と話していないと、だんだん思考力が低下していきますね。人と話すことの一番の楽しみは、自分と違う意見の人と話して、そして新しい展開があることです。話していくことで、お互いにはなかった新しい意見が出せることが、楽しい会話だと思います。与えていくことや、受けることだけではつまらないですね。お互いが出し合って高めていくそういう相互の交流が一番大切ではないかと思います。
  たぶん、いろいろなことばは身体に溜まっていて、それを出せないと病気になるのでしょうね。よく長期の休みになると、人恋しさから不安定になると言われますが、そうでもないと思いつつ、でも、それを堪えられるときは、自分に何か目標があって、それ以外を考えていない時ですから、かなり自己中心的です。自己中心的でないときは、なかなかうまくできないでしょうね。

 外でいろいろ気になったことをメモしていて、それをネットで記録することができる場合のために、BBSで書いていたのですが、それをunicoからnicky!に変更しました。本の情報などを書き込んで、後から本屋さんに注文するのに使っていたのですが、unicoも使いやすいのですが、nicky!にしておくと、あとでブログとして使えるかと思いました。いろいろ、cgiに詳しい人から情報いただいて、しばらく実験をして、移管したのですが、こういうことは詳しい人に尋ねるのが一番ですね。unicoの場合は、スキンによってバグがあって、過去で書いたのがフレーム処理できないということがあります。
  if(!$log{date}){$log{date}= &date($log{Write_Time})}else{
  $log{date} = &datelog($log{date})};
  このルーチンで処理できました。nicky!はブログとして利用されていることもあって、これからの注目されるものだと思います。ブログでは、Movable Type が高機能で、なおかつ個人使用が無料という点は魅力ですが、使い方がまだよくわらかないのが難点です。基本的なタグが打てれば、BBSのcgiを応用した方が、速いですし、サーバー負担も減ります。簡単で、容量の小さいのもので、htmlの吐き出しができるのであれば、それが一番いいと思いますね。

 ついでに、余業のことで、PainterClassicの問い合わせが。もともとメモリを消費するソフトですから、いろいろとバグがあって、いまは、Classsicも発売は別になってますね。高機能ソフトなのですが、バグが残念です。adobeもこれと同じ機能のソフトを作ればいいのですが、Photoshopだと、水彩とかには向きませんから。

 人は結局、自分の力で変えていくのでしょうね。言葉は少ない方が効果的というのが日本の伝統ですが、それに反して、与え続けていって、与えて、そして与えてそこから何かを、1/100でも伝わればいいという考えから、ことばを伝えようとしているのですが、もちろん、それは言葉なので、どこまで、相手に届くかわかりません。ただ、できるのは与えることなのです。そこから先はこちらの範囲ではないので、どうしようもないのですが、あとは与えた人の心の中で発酵していくのを待つだけですね。きっと、いい方向に進むと思いますから、与えられるのでしょう。
  このことばが面白いのは、励ましだけが励ましではないですね。「がんばれ」というのがいい場合もあれば、「だめじゃないか」とか、「あきらめたら」とか、厳しい言葉の方がいい場合もあります。引っ張っていく人がいたら伸びる人もいれば、支えるだけで伸びる人もいます。それぞれの個性があるから、その個性、ニーズに応じた相手がいいのでしょうね。きびきび動く人なら、見守る人が、いろいろと選択に悩む人なら引っ張る人が、そういう所、人それぞれで、だから、いろいろな場所でカップルは出来て、夫婦はいて、子どもはいるのでしょう。
  先日、外出したときにエレベーターで若い夫婦の人が乗ってきて、抱かれていた赤ちゃんがこちらを見ていたので、歳を尋ねたら、9ヶ月ということでした。しっかり自己主張をして、その子も母親に似ていって、母親とは違う個性を伸ばすのだと思いました。

 親は、なかなか理解できないのは、自分の子どもが言うことを聞かない、あるいは自分の子どもの嫌な点、よくない点というのは、実は、親の性格そのものであると。そこでしょう。「ほんと、この子は何を考えているのかわからないのですよ」と言われたとき、「そうですか」と答えつつ、「それは、親とそっくりでしょ」と言いたくなりますが、言わないでおいてます。他人からみれば、似ている者同士なので、ほほえましいことなんですけどね。喧嘩できたりって、それは相手が居るからで、相手の居るという幸せなのですが。一人では喧嘩もしようがありません。

 相手が居るという相対的な話であれば、以前も書いたかも知れませんが、人は他人を気にすること、他人からの評価を気にすることがありますが、実は、他人はそれほど自分を意識していないということがあります。人の好き嫌いの話で、「あの人が自分を嫌うから」や「どうもこの集団にとけこめない」とかいうことがあって、ところがその本人の意識とはまったく違って、周りや相手は意識していなくて、単に言った一言が心に刺さってしまってそのままだったりします。周りもほとんどは自分のことでせいいっぱいで、そこまで他人ことを監視したりはできていなかったりします。出来ていても一時のことで、自分のことで精一杯ですね。でも、周りが自分を攻撃しているような、あるいは、自分がやらなければいけないというような義務感に駆られたり。意識というのは、なかなかわかりあえないものです。だから、そういう境地になるまで、なんども努力していくのでしょうね。死ぬまで。

 ソフトのアップデートは週に1回はチェックしていたのですが、見忘れていたのが、AirCraftでした。5/20の3.32のアップデート、実に久しぶりのアップデートでしたが、今頃になって更新しました。AirWebの開発も気になりますが、こちらは確実に開発しているのはわかりますが、その結果がまだ出てないから、ユーザーも不安でしょうね。でも、私の場合は、古いバージョンで十分対応できるので、未だに4.11を使用しています。
  昔、Justsystemからコンセプトサーチが出て、今はそれが一太郎などに組み込まれていますが、これが結構便利でした。当時のパソコンの能力が追いつかず、時間がかかり重かったのですが、ネットから、HDDから情報を検索できる有能なツールで、データ量が多くなること以外でしたら、そのまま使いたかったというのが事実です。
  曖昧な表現でも、内容を判別して情報検索するツールは今でも欲しいのですが、なかなかいいものがありません。AirCraftを使うきっかけは、いままで、手動でログオンしていたNiftyをもっと、便利にという発想でした。Terminalからコマンド打ち込みで接続していたことを考えれば、とても便利です。それと、未読へのスペースキーによるジャンプも魅力で、素早くログを参照できました。
  今では、キャラクタベースのNiftyログブラウザは必要なくなりつつありますが、まだ、巡回をしている身としては、AirCraftは必要なソフトです。検索も速いですしね。BlakMonkeyさんの正規表現ツールが高速に機能するからでしょう。
  普段、よく使うツールとしては、ブラウザ、メーラー、エディタ、ftp、HP作成、ワープロ、表計算、データベース、DVD、CD作成、ウィルスチェックでしょうか。毎日使っているのがこの程度です。あとは、地図ソフトは旅行のときに頻繁に使いますね。

 そういえば、ソフトのバージョン番号、私もそうですが、小数点以下を使う傾向にありますね。それと、ベータ版はよくあっても、アルファ版はあまりないですね。ガンマ版とかあると楽しいのですが。

 この夏最後の花火を見ました。やはり、花火は夏が一番似合います。近くの花火で、300発ほど。花火はあの迫力がなんともいいですね。

 0:30就寝、6:30起床、6:00睡眠。
  朝食、なし。昼食、チャーハン。夕食、おにぎり、冷や奴、枝豆、サラダ。夜食、なし。

 
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