blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.11.27  神戸大学発達科学部附属明石小学校

 神戸大学発達教育学部附属明石小学校のカリキュラムセンターに行ってきました。明石プランの成立過程について、紀要を調査するものです。浜本先生と坂口さんの研究の手伝いでした。紀要6号がよくわかりませんでしたが、あとは揃いました。谷口先生をはじめ、いろいろと教えていただき、ありがとうございました。明石附小の歴史や研究体制の様子など、伝統がよくわかりました。総合とは、こういう環境において成功するのですね。
  明石の歴史を見ていると、昭和30年代が教育方法になっていて、教育課程研究になっていません。指導要領が法的な拘束力を持ち、自由な研究が出来なかった時代ですね。暗黒自体とは、昭和30年代の教育界であったと、思います。

 資料は整理されていて、研究にはとても大切なもので、これからもこのまま保存されることを願います。

 明石小の校舎はいいですね。大正10年代、及川平治が設計にも関わった独特のデザインで、震災にも耐え抜いた校舎です。それだけ、むかしの建物はしっかり造ってあります。

 帰りは観光もなしに、帰宅。ただ、新幹線のシートは、座りやすいようにと、膝のうらの部分が少し上へカーブしているのですが、これが太ももを圧迫して、座りにくいです。途中、血行不良でなんども目が覚めました。もう少し、椅子の高さを低くしたほうがいいかと思いますね。

及川平治の書です。
大正期に建てられた講堂です。大隈小講堂の雰囲気に似ています。
入り口側です。アーチがきれいです。左は副校長の谷口先生。

 2:00就寝、7:50起床、5:50睡眠。
  朝食、ごはん、みそ汁、鮭の切り身、玉子。昼食、きしめん。夕食、パン、野菜スープ、ベーコン。夜食、なし。

 
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