鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.01.05  言葉の相性

 今日から仕事始め。といっても、書類作成やら、机の周りの整理で一日が終わってしまいました。道ではまだ人が少なめで、今日まで休みという人も多いようです。

 多量に本を購入。
□森口朗『授業の復権』新潮新書
□斎藤貴男『教育改革と新自由主義』寺子屋新書 子どもの未来社
□読売新聞校閲部『年表で読む情報百科』中公ラクレ
□国立教育政策研究所『PISA2003年調査 評価の枠組み―OECD生徒の学習到達度調査』ぎょうせい
□国立教育政策研究所『生きるための知識と技能―OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2000年調査国際結果報告書』ぎょうせい
□国立教育政策研究所『生きるための知識と技能 (2) OECD生徒の学習到達度調査(PISA)-調査国際結果報告書- (2003年)』ぎょうせい
あと、数冊。読む時間があるのかが不安。

 原稿締め切りがたまってきて、どうしようかイライラしています。といいつつも、テレビで、「夏目家の食卓」を見てしまい、大笑い。「寺内貫太郎一家」の雰囲気、そのものでした。夏目漱石というよりも、『吾輩は猫である』を基にしていろいろと脚色したのがよかったですね。鏡子夫人もかなりやりあったといいますし、実際に漱石のドメスティックバイオレンスはかなりひどかったといいます。硯とか投げつけたらしいですから、その前に鏡子さんが隠したとか隠さないとか。漱石の頭脳はおなり大きかったから、いろいろと想像していく回路が豊富だったのでしょう。

 「救急救命24時」が再放送。第一シリーズよりも、第二シリーズの方がのめり込みます。ガス爆発現場でバーナーを使うなど、あり得ない設定が豊富ですが、そういうつっこみ所満載としても、いい内容です。「きらきらひかる」もかなりテンポが良いし、「踊る」もそうですね。「すいか」もテンポの良さではひけをとりません。日本語特有のテンポというか、そういう感覚、言葉の感覚がきれいに出ている作品が好きですね。だから、井上ひさしの劇はのめり込めるのかも知れません。
  基本的に日本の話には笑いが必要です。

 職場の机の掃除で、一番困ったのが、『広辞苑』の居場所。パソコンには入れてませんけど、あれだけ大きいと場所に困ります。でも、置いておきたい。本当は『大言海』を手元に置いておきたいのですが。あれなら、手元でなげめても飽きません。『大日本国語』よりも『大言海』の方がしっくりきます。『言泉』は買ってはみたものの、しっくりきませんでした。相性があるのかもしれません。

 昨日は夜更かししていて、今朝通常通り起きたのはいいのですが、いつもなら昼寝をするところ、しなかった分、ふらふらしています。

 雑煮も今日で終了。明日から日常のご飯です。

 夜になって冷えてきました。ヒーターだけでは震えます。外出でも家中でも防寒は不十分なので、暖かい方策が必要です。さて、科研費書類に取りかからねば。

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