鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.07.05  3DCG

 新聞で出ていた、CGの時代。テレビのテロップや解説にはCGが使われ、特に3DCGがよく使われます。それも10秒とか20秒らしいのですが、それでも制作側は大変でしょう。テレビ局の人たちのツールは何なのでしょうか。Mayaか、LightWaveか、3Dmaxか、SoftImageか、Cinema4Dか。ツールよりも腕なのはわかっていますが、どのツールなのか、知りたいというのは、ツールと作品傾向の関連です。この当たりわかりにくいですから。

 3DCGがアニメでもよく使われます。最近のアニメのほとんどがデジタル化されていて、ジブリ映画もすでにSoftImageですから、デジタルはどんどん促進します。特に、3DCGは何枚も画面を描く必要が無く、計算でできます。その便利さから3DCGは普及していくでしょう。昔はSGのワークステーションだったのが、最近はパソコンでもできてしまいます。新海誠監督の作品がそうですね。LightWaveにPhotoshopとAfterEffect。これでできるわけですから、デジタル時代に完全に入りつつあります。
  しかしその反面、まだ技術は先があって、アニメの中で3DCGが使われるとすぐにわかります。画面の画質というか雰囲気が違うのです。本編と3Dの雰囲気の違和感、それがなくならないと、アニメの時代とは言えないと思います。
  かといって、人に限りなく近づける必要はなくて、二次元の手書きではできない世界を3Dが背負うべきで、現実のかぎりないコピーをするのがいいことだとは思いません。

 3Dの世界は、主張と妥協の混乱した世界になりそうです。

[今日の記録]
睡眠時間:5:00就寝、7:00起床、3:00時間。
最高気温:30度

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