鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.07.26  目的と形式

 午前中は台風情報と格闘して、降雨量と進路と水蒸気の様子を確認して、いろいろと判断。台風本体よりも雨雲が先に来て、本体の時は風が強かった程度でしたが、被害に遭われた地域の方は、いかがでしょうか。特に千葉の地震の後のこともあります。新潟も災害の後の雨や雪など大変なこともありました。自然災害はあなどれません。
  掲示物の紙が湿度でゆがんでました。怖いことです。本を多く持つ身としては、本が波打つのが一番怖いですから。くっついてしまいますので。

 AAの「Tree」を購入。見慣れたものもあるのですが、やはり編集作業のせいか、雰囲気をうまくつかんでいとる思いました。サイトを見ていて、「Matted」の意味がわからないのですが、翻訳ソフトや辞典でも不明。でもサイトの文章を読むと、「印刷された」と受け取れます。この当たり、どの分野の専門用語なのでしょうか。

 ブラウザの使用状況を調べたく、あちこち探したら、やっぱりWindowsはMSIEで、MacはSafariで、NetscapeやFirefoxはほとんどありませんでした。ブラウザはMSの一人勝ちということですが、コアの人はどうなのでしょう。

 民間の調査で、ネットに触れたのは小学1年生からというのが多いとか。となると、学校でコンピュータの使い方を教えるということがなくなるでしょうね。そのうちに。たぶんその意味について、だんだんわかってくるかもしれません。電子レンジの使い方は学校の教科書には、家庭科に少しあるだけで、それだけで一時間ということは、まずありません。炊飯ジャーとか、テレビやラジオの使い方とか、ビデオの使い方とか、DVDの使い方とか。でもパソコンの使い方はあります。というのは情報操作と発信となるからでしょう。でも携帯電話の使い方はありません。このあたりの整合性をどうするかですね。
  つまりものごとの本質とは何かということです。

 この一週間、パソコンにふれる時間が今までの半分以下なのにびっくり。たぶんなくても生きていけるでしょう。そのうちに、ここの更新も面倒になってやめるかもしれません。コアな人に向けての細分化された内容でもなく、役に立つわけでもなく、読んでいて面白いわけでもないのに、なぜこんなに更新しているのか。意地でもないのです。かといって、読んで欲しいわけでもなく、アクセスが0でも別段かわない。自己満足か。満足はしていないから、自己不満足が正解か。いや、そうでもない。となると、何か。
  結局は「書く」ことなのでしょう。書くことは自分の生を見つめる振りをすることですから。振りというのは大切で悪ではあません。振りがない人の方が実は面倒です。
  「女王の教室」は虚栄を暴く過程で、どのように人は生き抜くかということなのでしょう。真実に近づいていくと、だんだん見えてくる物があります。人の本質です。それで学のでしょうね。まだ精神的に受け入れるだけの強さを持たなくても。
  ずいぶんと昔から、ここに昼間にアクセスしている人がいて、それは別段不思議ではないのですが、最近は会社や官公庁からも多くあって、ということは、狙われているのでしょうか。サーチエンジンから来るのならまだしも、直接来るということは、どういうことなのか、不思議です。

 本日購入のCD。
○鼓童「プリズム・リズム」
  久しぶりに完成度の高い楽曲です。それと、録音が鼓童村なのですが、ホールと違う響きが、今までと違ったいい音になっています。どこか、レナードや、石井眞木の旋律を感じるのは気のせいでしょうか。

 明日はフェーン現象で暑くなります。

[今日の記録]
睡眠時間:4:00就寝、7:30起床、3:30時間。
最高気温:31度

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