2005.10.30 日誌の迫力 | |||
マツノ書店から案内が。この書店の「防長火車日誌」はいつも面白く拝見しています。この出版不況の時代に、名著を復刻する勇気には感服。特に今回は15歳の女子中学生が『大久保利通文書』を予約した件、面白かったです。『松菊木戸公伝』を寄贈したくだりはさすが、マツノ書店であると。この書店の主とは面識もなく、書面を交わしたこともなく、ただ、こちらの一方的な読書なのですが、こういう方の話は、なによりも強さがあります。ブログよりも印刷されたこういう日誌のほうがはるかに迫力があります。この本屋さんの得意とする分野の本を買っていませんが、次回も期待していて、支援はしていなくても、内心、応援しています。 時枝誠記の『日本文法』の2冊が岩波から復刻。ようやくです。岩波文庫に入れるべきではないかと。誰か要求してみては。 テレビドラマの「野ブタ。をプロデュース」。以前、仕事をしながら、テレビをつけはなしていたのでそれまま流していました。で、それ以降は見ることもないと思っていて、昨日も放送があることを忘れていたのですが、昨日、放送開始前に別のことをネットで調べていたら、「脚本 木皿泉」の文字が目に入って、それがこのドラマ。びっくりです。「すいか」以後、いくつかのラジオドラマをやっていたのは知っていたのですが、今頃原作のあるこういうドラマの脚本とは。それなら見なければと昨日もあわてて見ました。オリジナルなものをするかと思いつつ、こういう原作の脚本もやるのですね。なら、どんな展開にするのか。多分自己内省的になるのだと思います。成長のストーリーやどんでんがえしは木皿泉の得意とするところだと思います。 そういえば、「キッズウォー」の茜役の人が「花より男子」に出ていて、新聞に寄れば「藏」の「烈」だったとか。確かにあの子役はすごい迫力でした。でも、「ざけんじゃねーよ」路線のままのようです。 岐阜に行けなかったので、机の上を整理。書類の山をようやくなくして、机に余裕ができました。パソコンのディスプレイとキーボードの他は書類だったのが、ようやく木目が見えて、本来の機能を戻しそうです。それと今までサブマシンがノートでしたが、ノートをどけて、古いデスクトップをディスプレイに接続。今のディスプレイはアナログとデジタルと両方つなげるので、2台を並行して使うことに。 本の整理までは届かず。今週は本の整理をして、後半にまではなんとか本格的な作業に入りたいと願うばかり。時間ばかり過ぎていきます。 [今日の記録] |
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