鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.10.31  とうかんやのわらでっぽう

 Halloweenで、"Trick or treat!" と言われて、"Trick"と答えたら、どうなるのでしょう。"treat"がごちそうの意味ならば、余計、"Trick"と答えてしまいそうです。
  または、"Trick or treat!"と言われて、「とうかんやのわらでっぽう(十日夜の藁鉄砲)と言え」と言ったらどうなるのでしょう。もう、この言葉もわらなくなってきそうです。

 自分の素直な気持ちを表現することの難しさについて、その核心についてはまだ先のことなのでしょうが、乗り越えていくべき道に来ている場合は、それを見守るしかないのかもしれません。自ら力を発揮するまで。何が問題なのか、そして、主張は。難しいことです。

 昨日の夜更けになって本を取ったのが間近い。少し早く寝ようとしたのですが、『遠い『山びこ』』の後半をめくったら、止まらず。何よりも、教育の中身よりも、社会が変わってしまえば、こうもなります。
  で、『月刊国語教育研究』No.403が届いて、倉澤先生のことばにも、「日本語力」ということばが、「教養」「価値観」という文化人形成になっているという指摘に首肯。
  気をつけないといけません。いずれ、音読ということの可能性と脆弱性についても発表する予定です。教科書のみではないのです。言語活動そのものが問題になってくるのです。

 おちまさとの企画書の本、気になっていて、何か使えないかと。

 23時ぐらいが一番眠いのですが、3時過ぎると、あせりばかり募って本をあわてて読んでしまいます。悪循環そのもの。

[今日の記録]
睡眠時間:5:00就寝、7:10起床、2:10時間。
最高気温:17度

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