鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.11.03  個人作品のネット公開

 新聞に「惑星大怪獣ネガドン」の記事がありました。粟津監督の写真もあって、びっくりしました。少し前にこの映画のことを知り、そして初公開と同時にCSでも公開されるという今までない宣伝に少し驚きもあり、確かにこの技術はすごいなと思います。ただ、昭和の映像美を3Dで再現したわけですから、独自ということにはなりにくいのが難点です。それでも、いままで実写で苦労してきたいろいろな映画産業においては、新しい可能性を開いたとも言えましょう。予告編を見ると、この技術や昭和の再現性は見事であって、実写ではできない映像美もあり、その点は高く評価されるべきでしょう。
  新海誠監督の作品も新聞に紹介があり、これからは商業ベースではありながら、個人がネットで作品を公開する時代になりつつあるのかもしれません。
  少し前に岩田が四人展もネット公開でどうかということが言われました。展覧会会場での作品展示とネット公開では意味合いが違います。その別があるかないかですね。
  3D作品では、実物に近づけていく作品が多い中、そんな無駄なことはしないほうがいいわけで、建築のように完成図などをイメージするとか、予想のために使うのはいいでしょうけど、それでなかったら、3Dを使う意味はないと思います。経済的な効果があれば別ですが。3Dならそれに適した表現があるわけで、3Dでなければできない表現でないと、意味がないと思います。アニメなどの3Dソフトしようについて、ジブリのように2Dに見せるのはいいとは思いますが。

 テレビの作品、「桜の花の咲く頃に」が日本放送文化大賞に。この作品、NOFIXで作品を出していたプロデューサーが企画、撮影したものであって、その手法が見事だと思いました。続編も期待したいぐらいの作品であり、こういう作品がもっと日本にあってもいいと思います。受賞は適当であると思います。

 公務員削減、果たしてできるのか。そしてサービスを維持できるかどうかですね。それと同率の国会議員の削減もしてもらわねばなりません。同率ではなくて、2/3にするのがいいでしょうから、国会議員は1/3削減が適当だと思います。
  ただこの思想はエリート主義になっていくので、経済的なダメージは大きくなります。それがわかるかどうかですね。教育は産業であるという意識から、経済的な向上を目指す人材育成の意識を変えていくことが出来るかです。教育には金がからみますから、誰もが口出しします。建築、通信、運輸、農林、出版、衣服、電機、旅行、あらゆる産業が関わります。それゆえ、経済の一部となっているので、いくらでも政治的に利用されてしまいます。要注意です。

 ようやく防寒の第一段階終了。あとは暖房器具の用意だけ。

[今日の記録]
睡眠時間:6:00就寝、13:00起床、7:00時間。
最高気温:18度

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