2006.07.26 説得と納得 |
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PISAについて、ちょっと書いたら、それは何かと尋ねられて、まだまだPISAは市民権を得ていないということで、OECD学力調査(PISA)と表記することに。大海に石を投ずるが如く。 この時期、無性に魚が食べたくなって、なぜかわかりませんが、梅雨の時期になると、こういう傾向があります。多分それは、科学的なことではなくて、精神的な、非論理的なことなのですが、しかし、説得や納得とは論理とは別物だと思います。組合活動の春闘もそうであって、論理で要求していることもありますが、ほとんどの場合は、立場による考えですから、論理と言うよりも、どこまで自分たちのことを考えているのかという確認のためでもあると思います。論理的表現を磨くといっても、それは、論理ではなくて、納得や説得のための論理ですから、必ずしも真でなくてもいいのです。 大津先生より、教員養成推進GPが採択との連絡。例の件があって、冷や冷やしていましたが、ほっと安堵。これからいかに質の高い教員養成をしていくか、これは大学機関のみらならず、各学校にも求められるでしょう。新聞では、大学の定員割れが40%とかなりの数になっています。東京との私立中高ではそれに近い数の学校で定員割れだと言われています。これからは学校も生き残りをかけての努力の時期となりました。多分こういうときは、上位の数校が安定で、後はいつどうなるかわからない状況だと思います。 [今日の記録] |
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