昨日の勤務先のHPを修正していくときに、他のサイトを参照していたら、あることに気づきました。アクセス、あるいはアクセスマップと問い合わせ、メールが同じ場所に配置してあることが多いようです。訪問と問い合わせとは同じ概念なのでしょう。
しかし、人によってはサイトを見る目的は違いますので、必ずしも一緒にする必要はないかもしれません。例えば、劇場などでは演目を確認するよりも、自分が行く演目の開演時間はいつか、劇場の場所はどこか、駐車場はあるのかなどを調べるのだと思います。日帰り温泉だと、効能、営業時間、値段、場所、付帯設備の順番で調べたりします。買い物でも、値段、他のと比較、送料などを調べます。となると、劇場のような場所、温泉地などでは時間、場所、値段が大切な要素です。
一般企業の場合は訪問することはあまりないのですが、学校だと、そこへ行くことになるわけですから、アクセスは大切な要素です。もちろん、それは一時見ればいいわけで、覚えれば何も必要ないのですが、サイトを閲覧する人の多くが最初に見るわけで、一度見ればあとは必要ないわけですから、最初の調べる要素をトップにするのが一番いいと思います。たとえば、訪問数に比べて、問い合わせのメール数は格段に少ないわけですから、問い合わせは一番最後でいいわけです。
見る側が何を求めるのかをさぐり、そのニーズに合わせつつ、打ち出す側の主張を取り入れる、それが一番いい方法だと思います。
ただし、個人のサイトの場合は、見る側への配慮は適度にして、表現したい人の意識、もちろん、不快感を与えたりしない範囲での責任ある自由ですが、その自由を獲得した表現というものがいいのではないかと思います。ホームページ作成の本、とくにデザイン系の本は多くありますがの、結局はそれはヒントにはなってもその通りにしないわけですから、見やすさやわかりやすさは、表現者にかかっている、表現者に基づいているということになります。それはそれで、いいことだと思います。ネットという社会の表現は画一的でないのと、訪れる人の意識や目的はかなり違うことになるからです。
で、勤務先の場合はアクセスを少し上にしましたが、もっと上でもいいかなと思いつつ、まだ迷っている段階です。あまりいじくると、予算オーバーが限りないので。今でも、予算ぎりぎりで、確実に本年度ではオーバーしますが。
「暮らしの手帖」にバターのことが。こういうことは知らずに通り過ぎているので、読み直してよかったと実感。こういう雑誌は貴重です。
[今日の記録]
睡眠時間:4:30就寝、7:00起床、2:30時間。
天気:晴
最高気温:30度
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