久しぶりに、ここ半年間の間で購入した本のリストを。購入したものの、少し読んでそのままのものもあります。今自分の興味が湧いているテーマの本はわずかで、どうでもいいジャンルの本が多いのが難点。斜め読みというのもありますが、実際には、斜め読みというよりも、少し読みというのが多いのではないかと思います。
読み方で印象的だったのが、野地先生の「資料読み」という言葉です。以前、東京の学会の時に、15分ほどご一緒する機会があり、その時に語って下さったのが、野地文庫のことでした。その際、すべての本を読むというのではなく資料として読みということが大切です、と教えて下さいました。読むという行動が受動的ではなく、能動的な読み取るという行為を尊重すれば、「見る」ということも、「見抜く」ということになるかと思います。それがテクスト論の行き先ではないかと。
□『階層化日本と教育危機―不平等再生産から意欲格差社会へ』苅谷 剛彦 有信堂高文社
□『学力と階層 教育の綻びをどう修正するか』苅谷剛彦 朝日新聞出版
□『「ことば」という幻影−近代日本の言語イデオロギー』イ ヨンスク 明石書店
□『名門中学の作り方』(学研新書) 本間 勇人 学習研究社
□『学力を育てる』 (岩波新書 新赤版 (978)) 志水 宏吉 岩波書店
□『「教員評価」』(岩波ブックレット752) 苅谷剛彦他 岩波書店
□『国家の神秘―ブルデューと民主主義の政治』P.ブルデュー 水島 和則訳 藤原書店
□『ローティの教育論―ネオ・プラグマティズムからの提言』柳沼良太 八千代出版
□『多元的知能の世界―MI理論の活用と可能性』ハワード ガードナー 黒上晴夫訳 日本文教出版
□『MI:個性を生かす多重知能の理論』ハワード ガードナー 松村暢隆訳 新曜社
□『公正としての正義 再説』ジョン ロールズ 岩波書店
□『「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育』澤口 俊之 講談社
□『子どもの可能性を伸ばす学校、見逃す学校』長野 雅弘 総合法令出版
□『奇跡と呼ばれた学校―国公立大合格者30倍のひみつ』(朝日新書 25) 荒瀬 克己 朝日新聞社出版局
□『知的な未来をつくる「五つの心」』(HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS) ハワード ガードナー 中瀬英樹訳 ランダムハウス講談社
□『教師花伝書−専門家として成長するために』佐藤 学 小学館
□『本当の学力をつける本』陰山英男 文春文庫
□『国語科教育実践・研究必携』全国大学国語教育学会 編 学芸図書
□『私たちのことばをつくり出す国語教育』府川源一郎 東洋館出版社
□『国語科授業研究の深層 予測不可能事象と授業システム』藤森裕治 東洋館出版社
□『国語科の教材・授業開発論―魅力ある言語活動のイノベーション』町田守弘 東洋館出版社
□『NHK知る楽 歴史は眠らない 2009年8・9月 日本くじら物語戦後日本 漢字事件簿』NHK出版
[今日の記録]
4:00就寝、11:00起床。
天気:雨
最高気温:19度
最低気温:17度
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