鴛鴦呼蝉庵日乗
  2002.09.26 「ウォーターボーイ」
 見てしまいました、「ウォーターボーイ」。念願といいましょうか、以前より見てみたいとは思っていたのです。途中、衛星放送でもやってましたが、映画は最初から観る主義なので、そのときは断念。それで、今回、あまりにも疲れたので、帰りにレンタルビデオで借りてみたのです。いや、さすがでした。日本の代表的な娯楽映画。配役も、もったいないぐらいにいろいろな人が出ていて、さすが楽しめる、そう、何も考えないで楽しめる映画でした。
 高校時代って、ああいうわけのわからない無謀な感じがあって、そして、ぜったいにこいつとは仲良くならないと思っていた奴と話したりして、それで気があったりする、そんな雰囲気が伝わってました。懐かしさとともに、何かああいうひたむきなものが欲しいと思ったわけです。笑いとともに、どこかに置き忘れてしまったような、寂しさ、達成感、もっと、もっと遊びたかったのでしょうか、今ではそんなことは考えてもしかたないのに、もう一度、バカ騒ぎをしてみたいと思ったのです。それにしても、男ってばかですよねー。あんなこと、楽しめるから、そしてまっすぐになれるから。いや、ほんと。
 若いときの無謀さはひたむけだけど力がありました。自分がありました。もちろん未熟な自分です。だからあんなにも一生懸命になれたのでしょう。若さは体力でなく、精神だということはわかっていても、もっと真っすくではちゃめちゃなものじゃないかと思います。
 久しぶりに、楽しめた映画でした。でも、買ってまで見ることはないでしょうね。
 今までに買った映画作品は、「Love Letter」、「緑の街」だけですからね。「ロレンツォのオイル」「フェノミナン」「セイントオブウーマン」なんかもいいですけどね。そう、「ダイハード」はいいかな。「アルマゲドン」はちょっと心する必要がありますね。「天使にラブソング」もいいのですが、さすがに買ってまで何度も見ようという気にはなりませんね。むしろ、「大魔神」はいいですよ。あの怖さがなんとも言えずにいい。
 「リリシュイ」はまだ見ていないのですが、実は気になっているのです。早く観ておかないとという気持ちと、いや、心が出来てから観ようという気持ちと両方あります。まあ、時間の問題でしょうね。
 腕時計の電池がなくなったので、明日、交換してこようと思います。それと、図書館に本を返さねば。一つ一つ、気力を起こすために少しずつやってます。体調はまぁ、いいのですが、まだ食が戻りません。体重が少しずつ減少していて、どうなることやら。
 今日は久しぶりに、アースウィンドファイヤーの「セプテンバー」を聞きました。やっぱりいい曲ですよ。いい音楽をもっと聴きたいですね。これからどんどん発掘しようと思います。もっと、積極的に新しいものを取り入れようと思いました。

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