blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.05.22  新聞2題

 新聞に木皿泉さんが出てました。始めて見る顔、本名を証さないといっても、顔が出たら、わかってしまいそうです。やすきよの漫才も、「やっぱり猫が好き」の一部の脚本を書いたり、最近ではFMラジオのドラマを書いたり、それも、放送作家と脚本家とそれぞれの味があるのでしょうね。ドラマ「すいか」は名作だと思うのですが、視聴率が低かったですね。でも、その内容がよかったのか、向田邦子賞を受賞しました。たしかに、昨年のドラマで何度も見たいと思ったのは、この「すいか」だけでした。同時展開で繰り広げられる人間模様、でも、その根底は、日常にある不安やハプニングで、そして、自分の殻を越えられるか。劇中の刑事さんが言う「人間、変われますよ」。これがテーマだと思います。変わっていくことができるか、今の生活をもっと楽しく、もっとよくできないか。人が生きる上で頼りにしたいことがここにあると思います。単に娯楽だけなら、「天下御免」のように笑いが取れるものもありますし、展開だけなら、「アンティーク」のように進む物もあります。また、意外性なら「マンハッタン」などもありますね。でも、この「すいか」は、家族でないからこそ、何か家族を越えた家族的なものがあると思います。途中1話だけ、脚本が違うので、同じテーマのまま進みますが、多角的な台詞、展開は、なかなかですね。いままで4本しかテレビドラマの脚本を書いたことがないということですが、「やっぱり猫が好き」「すいか」そして、CSでやっていたドラマと、もう一つですね。それだけというのも珍しいと思います。これからどんどん依頼が来るでしょうが、このスタンスのまま、いい作品を書いて欲しいと思います。

 口内炎が、舌の下にできましたが、これがかなり痛くて、食べる動作と共に痛みが出ます。ケナログを切らしたので、明日買ってこようかと。それにしても、なんでこんなところにできたか、不思議です。

 新聞記事でもう一つ、女優の木の実ナナが鬱病であったことの告白記事。広告なので、正しいかどうかは、疑問ですが、でも、鬱であることを隠して、演技して仕事をする、そのことは、よくあると思います。で、新聞に載っている鬱病の確認事項。日常生活に支障以外は当てはまりました。今でも、当てはまるということは、私もすでに鬱病なのかということですね。たしかに仕事の速度は年々落ちてますが、これは高齢化ということだと思ってます。老化現象ですね。はっきり言えば。でも、他の項目がすべて当てはまるというのも、問題ですね。そういうことに縛られず、対応しないと。

 腱鞘炎がひどく。右腕が突っ張ってます。サポーターをしても、だめなので、バンテリンの登場です。これはよく効くのですが、依存しやすいから、使いたくないのですね。いい湿布薬なのです。今までの湿布薬で一番効きます。

 細かいことを一つ一つやっていると、もう深夜になってしまいます。時間の使い方が極端に悪い。どうにかしないと。

 ウイルスメール、一日200通レベルに。一時期は、300でしたから、安定してきました。サイトとトップに掲示してありますが、効果はありません。以前、同じIPからメールが来ますので。ウイルス対策ソフトを入れていないパソコンが多いことがこれでわかりました。そういう現実なのです。

 短期集中すべき時です。努力は寸暇を惜しむところから始まりますね。

そろそろ紫陽花もきれいに咲きそうです。

 4:20就寝、7:10起床、2:50睡眠。
  朝食、パン1枚。昼食、なし。夕食、ごはん、みそ汁、野菜いため。夜食、なし。

 
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